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iWork09のKeynote09について

(旧ブログからの転載記事)

iworkのKeynote09についてです。
以外に使っている人は少ないのですが、これが本当に万能なソフトなので再掲載にいたりました。私はプレゼンも企画書もこのソフトを利用しています。

↑↑これがアプリのインターフェイスです/

写真とテキストを仮においてみました。
このソフトはかなり簡単操作が売りの様です。何 となくですがどんどんさわっているとそれっぽく出来るんです。写真なんかはiPhotoからもデスクトップからもドラッグイン出来ますし、マスクなどのコ ントロールもボタン一つででき、マスクと写真の編集もバウンディングボックスがあるので、ドラッグで出来てしまう簡易さです。色の調整もこの画面で出来ます。

写真と図形には、反射効果とドロップシャドウが簡単につけれます。↓↓

これぞ、マックという代表的な効果ですよね。
テキストには、ぼかしのきいたドロップシャドウがつけれます。↓↓

ホント基本機能だけで、それなりの体裁がサクサクつくれる。

これはホントーーーーーに助かります。資料としてはかなりハイクオリティのものになりますね。時間はホントに簡単な操作が助けてくれてあっという間にできます。

という感じで、資料作りという観点で書いてきましたが、このソフトは正式にはプレゼンテーションソフトなのです。ということは、やはりアクティブにガンガン動かすアニメーションなどを使わないとまったくもってして、意味がないわけです。

そこで、アニメーション機能も早速ためしてみました。

↑↑一発操作で、こんなダイナミックな演出ができました。これは「炎」です。
↓↓写真には「スパークル」効果。こちらもわかりやすいダイナミックさ。

ページ間の遷移も「ツイスト」という機能を使うとこんな感じ↓↓

という、感じでたった20〜30分さわっただかでこんなに使えました。
もっと機能やアニメーション機能を理解すれば、かなりカッコいいの創れそうです。

決まったアニメーションを使用するという点では、本当の映像ソフトやFlashなどに比べると表現の限界はありますが、用意されたアニメーション機能を知恵をつかって使い方が出来ればかなりの出来映えになるのではないかと思います。

もちろんデザインの仕事用には使用出来ませんが、自分専用のテーマを作成できるので、プレゼン資料作成や、企画書作成にはこんな万能なソフトはちょっとないと思います。正直目から鱗です。

前回のバージョンで若干問題になっていたMicrosoft製品との互換性ですが…。
Keynoteで作成した資料をPowerPointの形式で書き出しが出来ます。MacとWin両方で確認したところ全く崩れはみえず問題ありませんでした。ただ、シャドウなど特殊効果の部分はデフォルトにもどっていたりしています。PDFへの書き出しは、中で貼っているリンク機能も含めて完璧でした。プリントアウトもばっちりです。

逆にPowerPointのファイルをKeynoteで開くとKeynoteに無い機能(文字縦書きなど)はひとつの画像に変換されていて編集は不可でした。普通の文字等はなんの問題もなく編集可能。
体裁はくずれていなくて全く問題なし!!!!!

互換性はかなりの精度のたかさです。
もう少し、PowerPointの形式で書き出しを色んなパターンで検証して問題なさそうなら1万くらいでは安すぎますね!

今までわたしは、使い慣れているDTPソフトで資料とか企画書つくっていました。そのため、ものすごい時間かかっていたんですよね〜〜〜。しかもクライアントはPowerpointなのでまったく連携とれず……。(((( ;゚д゚)))アワワワワ

そんな劣悪な環境からさよならできそうです。
資料作成は、Keynoteに完全シフトにきめました。

まず、企画書用にプリントを意識した書類っぽいかたちで作成。
そして、それにアニメーション機能をつけてプレゼン用ムービーも一緒に作成。

状況に応じてppt形式やPDF形式でわたし、ネット回線つかえれば、movに書き出して映像ファイルとしてクライアントに渡す事もできます。Quicktimeはクリック操作もそのまま維持されるので、かなり万能!!!

実際のプレゼンはiPhoneをリモコンにしてできるんですよ〜。
あんまり使っている人まわりにいないですが、是非おすすめしたいソフトです。
Macもっているならマジでおすすめです。

また別の機能は日記します。

10.6のガンマ値2.2について

(旧ブログからの転載記事)

10.6はディスプレイのガンマ値が1.8から2.2に変更となりました。
テレビやWindowsの出力と同じになったということですよね。
ガンマ値2.2は中間色が全体的に濃度アップするため、色が全体的に濃くなったイメージ(暗くなるような明度とは違います。)に変わります。

私も含めて、生粋のMacユーザーはMac特有のホワイトのかかった色合いというのになれているので、純粋の2.2にされると戸惑う方が多いと思います。

何 気にグラフィックデザインの仕事をしている方などには大きな仕様変更ですよね。恐らくクリエイティブの仕事をしている方などは、始めて10.6が立ちあ がった時に「あれれ?色が変わんない??」とかなりの確率で気になると思います。私も「おお!濃い!!」とびっくりしましたから。モニタで調整してもそも そも出力が2.2なのであまり変わりませんでした。

もちろんもとの1.8に戻す事も出来ます。
「システム環境設定」→「ディスプレイ」のカラータブをクリックし現在使用しているカラープロファイルをクリック後に補正ボタンを押して、「ディスプレ イ・キャリブレーターアシスタント」で従来の1.8に戻す事は可能です。10.6にアップグレードした時に、10.5で使用していたカラープロファイルを 複製して「補正済み」という名前がついてバックアップをとってくれていますが、新しく作成し直した方が無難でしょう。

一応Appleで調べてみたらこんな記事をみつけました。
http://support.apple.com/kb/HT3712?viewlocale=ja_JP
TIFF、jpg、PNGなどに、カラープロファイル情報を埋め込んでおけば、ColorSyncがプロファイル情報色空間情報を利用して旧バージョンの状態を復元してくれるというのです。もちろん埋め込まれていないものは、色が濃くなる現象があらわれるとのことです。

私はカラープロファイルは画像は基本的に埋め込んでいるので早速試してみました。

結果として
「う—–ん。もとの色には見えないなあ。」
というのが感想です。
それに、Illustratorなどのファイルはカラープロファイルを埋め込んでいますが、明らかに色は変わって見えました。

ちなみに画像もAIも
印刷物はJapan Color 2001 coated(CMYK)
webはsRGB IEC61966-2.1
の設定です。

さてさて問題です。
windowsなどとの色合わせを考えるとWebは是非2.2でいきたい。
ただ、今まで作成したファイル等が同じ環境で見れないのは非常にこまりますよね。
とくに印刷物のデータなんかは致命的です。印刷関連はほとんど1.8なので。
これはどうしたものか……。

むむむ。
とだいぶ悩みましたが、
仕方ないので、印刷物はPSプリンターの方のカラーマッチングをあてにして、2.2でいくことにしまし た。プリンターの出力はカラープロファイルに準じて色合わせしていたので、画面の色とは今までも結構違っていました。印刷物の色は仕方ないのでプリンター をメインに行う事でしばらく様子をみたいと思います。

色合わせなど情報はまた機会があればかいていきたいと思います。

Mac OX10.6 Snow Leopardを入れてみました。

(旧ブログからの転載記事)

早速ですが、事務所のMacをMac OX10.6 Snow Leopardにしました。
ずっとやりたかったのですが、PSレーザープリンターがどこまで対応出来るものかの検証に時間がとれず、年末の休みを利用してという形になりました。

インストールは簡単でCDを入れてボタンをクリックするだけでした。
時間はいわれているより早くなかったかな??
インストール全体で40〜50分かかったと思います。

無事インストールも完了しました。

すぐにソフトウエアアップデートをかけて10.6.2へしました。

入れてみた感想ですが、見た目は殆どかわりません。
ツールバーなど細部にエッジを効かせて読みやすくなっていたりと、全体的には10.5 Leopardのブラッシュアップという感じでしたが、さすがAppleで細かいところのグラフィックがケアされていて、とても洗練されたものになりました。
個人的な感想ですがデスクトップピクチャのAuroraはLeopardの方がかっこよかったかなあ。今回のはちかちかして目に優しい感じがしなかったので、早速チェンジしてみました。

そんな事はさておき、10.6ですが、デザイナーとして一番影響する変化があったのは、ディスプレイのガンマ値でしょう。Macといえば1.8でしたが、メディアやwindowsに歩み寄った形で10.6からはガンマ値が2.2になりました。

これは結構大きな差がでてきます。
始めて10.6が立ち上がったときは、「おお!何だか色が濃いぞ〜!」と思いました。
ガンマ値は諸々究極の選択を求められるので、別の日記にてお知らせします。

プリンタやソフト、外付けハードなどなど、全く問題ありませんでした。

10.6を入れてみて率直な感想は、やっぱり早いなという、かなりポジティブなものでした!
まず、マシンの立ち上がりとシャットダウンが素晴らしく早くなりました。
アプリケーションも個々にスピードアップしたのが体感できました。

SafariとFireFoxなどのネットまわりは劇的に早くて安定しています。
AdobeのIllustrator、Photoshop、Flash(各CS3とCS4)も体感出来るくらいファイルの開く時間などが早いですね。Photoshopに入れているプラグインも問題なく機能しています。

Adobeと言えば、10.6になって幾つか問題がありました。
まず、AcrobatのPDFプリンタです。
Acrobat Proを入れている方は、「プリンタ」→プリンタの選択で「Adobe PDF 8.0(もしくは9.0)」などを選択してPDF出力されていた方も多かったと思います。10.6ではAcrobat Pro 8.0以下には対応しなくなっていてプリンタをPDFを選んで印刷しても何も反応しません。Acrobat Pro 9.0の方はAdobeでアップデータが出ているので最新のものにしてください。最新版にすると「Adobe PDF」ではない形で対応してくれています。

詳細はこちら(Adobeページより)

プリント時に上記のような画面になり対応出来るようになりました。

8.0以下の方は、残念ですがOSのPDF機能を使用し、「プリント」→上記の画像の「PDFとして保存」で対応するしか出来なくなりました。

た だ、そんなに重く考える必要もなく、グラフィックソフト以外のものをPDFにする場合は上記のやり方で対応出来ますし、DTPのときは Distiller(Acrobat Proとセットのソフト)が入っていれば問題なくPDFに変換できます(epsで保存する面倒さはありますが…)。webはjpgに書き出して確認しても らえるし、仕事等で差し支えはそんなにないのかなと思いました。

私も上記問題は若干頭を抱えましたが、やってみたらなんて事はない、問題ないなと思いわりきって10.6の快適環境を優先してつかっております。

あと、After Effects CS4は最新版にアップデートしないと、プラグインが動かなくなることもあるそうです。
http://www.adobe.com/jp/support/kb/ts/236/ts_236221_ja-jp.html

さすがにOS入れ替えなので、それなりに問題はありますが、この程度ですむのならやはり10.6のスピードは捨てがたいです!是非検討している方は入れてみてはいかがでしょうか?

何気にスクロールが減速スクロールになってiPhoneっぽくなっているのも凄く魅力的な変化でした。

書ききれなかった事はまたの機会に。
10.6いいですよ。

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JkZero7

Art Director & Graphic Designer
I love Mac,iPhone&iPad.
グラフィックデザイナーをしています。
日々の出来事や思ったことをゆるめに綴っていきたいと思います。

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