(旧ブログからの転載記事)
早速ですが、事務所のMacをMac OX10.6 Snow Leopardにしました。
ずっとやりたかったのですが、PSレーザープリンターがどこまで対応出来るものかの検証に時間がとれず、年末の休みを利用してという形になりました。
インストールは簡単でCDを入れてボタンをクリックするだけでした。
時間はいわれているより早くなかったかな??
インストール全体で40〜50分かかったと思います。
無事インストールも完了しました。
すぐにソフトウエアアップデートをかけて10.6.2へしました。
入れてみた感想ですが、見た目は殆どかわりません。
ツールバーなど細部にエッジを効かせて読みやすくなっていたりと、全体的には10.5 Leopardのブラッシュアップという感じでしたが、さすがAppleで細かいところのグラフィックがケアされていて、とても洗練されたものになりました。
個人的な感想ですがデスクトップピクチャのAuroraはLeopardの方がかっこよかったかなあ。今回のはちかちかして目に優しい感じがしなかったので、早速チェンジしてみました。
そんな事はさておき、10.6ですが、デザイナーとして一番影響する変化があったのは、ディスプレイのガンマ値でしょう。Macといえば1.8でしたが、メディアやwindowsに歩み寄った形で10.6からはガンマ値が2.2になりました。
これは結構大きな差がでてきます。
始めて10.6が立ち上がったときは、「おお!何だか色が濃いぞ〜!」と思いました。
ガンマ値は諸々究極の選択を求められるので、別の日記にてお知らせします。
プリンタやソフト、外付けハードなどなど、全く問題ありませんでした。
10.6を入れてみて率直な感想は、やっぱり早いなという、かなりポジティブなものでした!
まず、マシンの立ち上がりとシャットダウンが素晴らしく早くなりました。
アプリケーションも個々にスピードアップしたのが体感できました。
SafariとFireFoxなどのネットまわりは劇的に早くて安定しています。
AdobeのIllustrator、Photoshop、Flash(各CS3とCS4)も体感出来るくらいファイルの開く時間などが早いですね。Photoshopに入れているプラグインも問題なく機能しています。
Adobeと言えば、10.6になって幾つか問題がありました。
まず、AcrobatのPDFプリンタです。
Acrobat Proを入れている方は、「プリンタ」→プリンタの選択で「Adobe PDF 8.0(もしくは9.0)」などを選択してPDF出力されていた方も多かったと思います。10.6ではAcrobat Pro 8.0以下には対応しなくなっていてプリンタをPDFを選んで印刷しても何も反応しません。Acrobat Pro 9.0の方はAdobeでアップデータが出ているので最新のものにしてください。最新版にすると「Adobe PDF」ではない形で対応してくれています。
詳細はこちら(Adobeページより)
プリント時に上記のような画面になり対応出来るようになりました。
8.0以下の方は、残念ですがOSのPDF機能を使用し、「プリント」→上記の画像の「PDFとして保存」で対応するしか出来なくなりました。
た だ、そんなに重く考える必要もなく、グラフィックソフト以外のものをPDFにする場合は上記のやり方で対応出来ますし、DTPのときは Distiller(Acrobat Proとセットのソフト)が入っていれば問題なくPDFに変換できます(epsで保存する面倒さはありますが…)。webはjpgに書き出して確認しても らえるし、仕事等で差し支えはそんなにないのかなと思いました。
私も上記問題は若干頭を抱えましたが、やってみたらなんて事はない、問題ないなと思いわりきって10.6の快適環境を優先してつかっております。
あと、After Effects CS4は最新版にアップデートしないと、プラグインが動かなくなることもあるそうです。
http://www.adobe.com/jp/support/kb/ts/236/ts_236221_ja-jp.html
さすがにOS入れ替えなので、それなりに問題はありますが、この程度ですむのならやはり10.6のスピードは捨てがたいです!是非検討している方は入れてみてはいかがでしょうか?
何気にスクロールが減速スクロールになってiPhoneっぽくなっているのも凄く魅力的な変化でした。
書ききれなかった事はまたの機会に。
10.6いいですよ。