この前の週末、アート系のwebサイトとメルマガ用のだったんですけど、インタビューをうけてきました〜。
すでに現場にいらっしゃる方がどんなことを考えているのか?
どんな仕事を実際にしているのか?
そんなことを今アートやデザインなどを勉強している方や興味をもっている方に知ってもらい、もっと身近にかんじてもらいたいというコンセプトでの企画でした。僕自身とてもその趣旨に共感がもてたので、思い切ってインタビューをうけることにしました。ちょっと恥ずかしいので最初はどうするか考えてしまいましたがw
今までも雑誌などでインタビューというのはあったのですが、それはあくまで作品についてというテーマで、自分という「個人」を語るものではありませんでした。だから今回はとっても不思議な感じでした。
インタビューの前日に、どんな事を話しようかな〜って色々考えて思ったことがありました。
それは、自分の事って意外に言葉にするのが難しいなということでした。
客観を表現するというのは意外に普段の生活でしていることなので身構えることがないんですけど、主観であり、ターゲットが自分というのは機会がないので、表現するのに本当に苦労しました。インタビューもかなり内容が前後した発言になったりと、もう素人感満載でした…。
そこで、自分の考えてることであったり、そもそも自分のことを言葉で表現できるように少ししていかないといけないなと思った次第です。そういった意味合いでも、ブログというのは有効的なツールだなと思いました。もっと積極的に更新して、表現を磨いていきたいと思いました。
さて、これからどんなテーマで日記をエントリーしていこうか、課題を考えてみました。
- どんなきっかけでデザインを始めて、どういうプロセスでデザイナーになったか?
- 何故独立して起業したのか?
- 自分のビジョンとミッション?
こんなところを今後まとめてエントリーできればと思います。
まあ、すぐにというわけにはいかないと思うのですが、ちょこちょことww
上述の課題の中でもビジョンとミッションというテーマは自分としては結構大切にしていきたいところなので、楽しみです。
ということで、自分のことについては随時日記するということで、
少し話を変えますね。
今回アートを主体にされている方がインビュアーさんで色々と話していて思ったのは、情報をアウトプットするプロセスが自分は偏っているなということでした。
いわゆるプロのデザイナーというのは、商業デザインという中での活動がメインになると思います。商業というだけあって、デザインするものは、企業さんや団体さんなどの、広告であったりWebであったりカタログやポスターであったりします。それと、デザインするための商材という存在が必ずあり、且つ、デザインするための目的が最初からあるんですよね。
例えば、僕らは、Aという企業が開発したBという商品を○○のターゲットに対して訴求したい。そのための広告とキャンペーンwebを展開したい。といったオファーを受けたりします。こういう形でオファーをうけるということは、デザインをするための商材(A社と商品B)と○○という層に対しての訴求したいという目的がすでに発生しているんです。
最初に定められた目的に対して、それを達成するためにはどんなデザインにしなければいけないのか?またはどんなアプローチ方法をとればいいのか?というところに知恵を絞って取り組んでいく訳なんです。
その他にも
どうやったら、インパクトを与えて注意喚起をしてもらえるのか?
どうやったら、爽やかで安心なイメージをあたえることができるのか?
どうやったら、サービスや商品についての理解度を促進させてあげることができるのか?
こんな感じで、常に目的から、それを確実に達成するための手法であり方策を検討して、デザインというビジュアルに遷移させていくという、意外に色々なことを考えながら頑張っているのが僕がやっているデザインの世界の人間のお仕事です。
この目的から方策を練るというのは、それはそれで本当に難しいことなんです。
なので、それなりに知識も経験も求められますし、正解がないので常に試行錯誤という、道のりもとても厳しいのです。
僕も業界に入って、そんな道のりをひたすらテコテコ歩いてきた訳なんです。お陰様で、学び身につけたことも沢山あったのではないかと思ったりもしています。ただ、その道のりを邁進するがあまり、逆のプロセスに対してのアクションがどんどん出来なくなっていたんだなという偏りに気づいたんですよね〜。
逆というのは、目的も商材も何もない状態から自分の感情だけで何かを生み出すという行為です。
最近の僕は極端にこのアクションをやらなくなっていました。やっていなかったというのは厳密じゃないですね…。
やれなくなっていたが正確な表現かな。
デザイナーになりたての時って、もっと個人作品をつくっていたんですよね…。
色々と制約の多い仕事での作品作りが嫌で嫌で仕方なく、自由につくれる個人作品というのが楽しくて当時は好き勝手に作品をつくりまくってました。でも今は殆ど個人作品はつくってません。これは単純に忙しくなったからということだけではないと思いました。個人作品をつくることに魅力を感じなくなってしまったんだと思います。よりプロとしての考え方が構築されて、自由という行為より目的を達成して人の役にたちたいという意識が強くなって夢中になっていった結果なんでしょうね。
別にそれが悪いとか良いとかっていう話では当然ないのですが、情報をアウトプットし形にしていくという意味では、両方のプロセスに柔軟に対応していけるようにしていったほうが自分としてはもっと良いクリエイションをできるのではないかと、漠然と思い立ったのです。それぞれの側面に良さがありますからね〜。だからよくばりにその両方の良さを自分の中に根付かせていけないかと思ったんです。
そうすれば、今まで出来なかったことも出来るようになるかもしれないと期待感はとてもあります。
上述の自分のことをまとめるというのもその一貫だったりしちゃってます。
個人作品時間があればつくっていきたいです。それで、新しい感覚を磨いていきたいです。
出来たらブログにアップするかな〜。
ブログもがんばるぞ〜!