デザイン絡みは何故もめるのか?


心を入れ替えて、連日のエントリーです。

今日はデザインが絡んだ仕事は何故もめるのか?というテーマで書いてみたいと思います。

デザインを発注したりされたりという、仕事でクリエイティブを展開した場合というのは意外や意外(笑)で、もめて問題が起こること凄い多いです。ええ。凄い多いと思います。簡単に言ってしまえば、「デザイナーvsそれ以外の人」という構図で言い争いやらで険悪雰囲気になってしまうのです。時にはののしりあって本格的な喧嘩になって断絶なんていう、双方大人とは思えないくらいこじれることもあるのです。それ以外の人と表現しているのは、こちらの立場は時には身内のスタッフである営業だったりディレクターだったり、クライアントだったりと状況に応じて色々と入れ替わります。

何かこうやってあらためて字でおこすと、
デザイナーがようは悪いんじゃね?
っていうオチが簡単についてしまいそうですね……。

(´・ω・`)チーン

いやいや…。
ちょっとお話させてくださいませ。
これには色々と事情があるんです。

一旦シチュエーションを整理してみましょう。
例えば…。

文字の大きさなんてのは日常茶飯事ですよね。これは、完全にデザインの仕事あるあるです。結構コツコツと火種になりやすいポイントですが、まあ、この辺りのことでは言い争いには殆ど発展しません。

クラ「ここの文字読みにくいので大きくしてください。」
デザ「はい。わかりました。大きくしますね。」
… …………………………………………………
デザ「大きくしましたのでご確認ください〜!(102%にね。←心の声)
クラ「ありがとうございます〜。どれどれ。ん!んんんん?あ、あの大きくなってます?」
デザ「もちろん大きくしましたよ!(102%にね!←心の声+嘘ではないのでまあまあ強気)」
クラ「なるほどですね〜。もう少しだけ大きくしてくれますか〜。(ちゃんとやれよ!ぼけ←心の声)」
デザ「わかりました!(ちっ!ぺっ!←心の声)」

こんな感じでくだらない攻防が若干つづくくらいでもめるというほどのものではないんですよ〜。
では、どんな時がやばいのか?やっぱり一番多いのはデザインについてああだこうだと口を出されたときですよね。

例えば、使っている色づかい。
配色というのは、とっても奧が深いんです。
単純に 好みといった直感的な要素が強く影響しますし、オレンジは生命力を促進させるとか、心理学的な科学的な要素も強くあったりと、非常に多くの側面で気を使いながら決定していく、デザイナーとしてもかなり神経を使う場所なんです。凄くエネルギーを使ってきめていくので、その分ストレスも多くなります。配色ではまったときのストレスといったらそりゃあも酷いものですよ〜。僕なんかはストレスが酷すぎて凄い確率で下痢をしてしまうほどですw まあ、それはさておき、それだけストレスフルで繊細なポイントを簡単なノリで、この色好きじゃないかも。もっと違う色ためしてみてよ〜!何て言われようものならもう大変です。アンタッチャブルゾーンを鷲づかみですよ、鷲づかみ!これはもうめちゃめちゃリスキーなシチュエーションです…ぶるぶる。

あと、装飾や間につかってるスペースなんかについても口出しされた時もブルブル指数がMAXですね。
例えば、見出しの文字にドロシャ入れてとか、ふち文字にしてとか…。あと、隙間を見つけては、追加の情報を入れたがるとかね…。

その応用につぐ応用で生まれた必殺コンボがあります…

まず、「色が気持ち悪いので赤にしてください。あと見出しはふち文字にしてドロシャもいれて目立つようにしてくださいね。あと、ここの隙間がもったいないので、この文章追加しておいてください〜。」 と軽く追加しつつ、デザインにさんざん口をだします。

追加用の隙間ですが、どう頑張っても2行分しかない…。でも追加の文章はあきらかに10行分くらいある…ゴクリ…とデザイナーはなります。
そこで、当然デザイナーは「入らないですよ、こんなにたくさん…。え?入りませんよ。」と狼狽して懇願します。

ここまでくると機は熟したとしかいえなくパーフェクトな状態です。
そうです。あとはとどめをさすだけなんです。
そしてこう言われるんですよ。デザイナーは…。
「レイアウトとかデザインのことはプロにお任せします〜〜!」

(°Д°)ポカーン
ですよね。ぽかーんですよ。まったく!!
さんざんデザイナーの頑張りを全て無にすべくデザイン的な赤字を入れ続けた挙げ句、収拾がつかなくなったらプロにお任せ安心パック作戦なわけですからね〜。

これ、冗談じゃなくて、デザインあるあるすぎるくらいの決定的なシチュエーションですよ!

あれ?

いけないいけない。何故もめるのかですよね。今日のテーマはすっかり脱線してあるあるネタになってしまいました…。反省です。

話しを戻しましょう!キリッ
実はもめる前には事前にかなり決定的な状況が必ずあるんです。
キーワードは共有感なんです。
っていうか、これから本題なのですが、長文が酷すぎるので、本題は次回へ…。

ホントすみません。 すみません。


“デザイン絡みは何故もめるのか?” への1件のコメント

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